サラリーマンさん事件です! (定率減税の廃止等)
サラリーマンの皆さん事件です。平成18年度税制改正において、ついに定率減税が縮小・廃止されることになりました。おととし(平成16年度)は、配偶者特別控除(上積み部分)が廃止され、奥さんが専業主婦の家庭では、かなり税金の負担が重くなったばかりなのに・・。
年収が600万円で、奥さんが専業主婦、子供が3歳の家庭では、平成15年と平成19年では、所得税と住民税の負担が13万円ぐらい違ってきます。つまり、配偶者特別控除と、定率減税の廃止だけで、実質13万程度の増税になったわけです。小さな子供がいて、これからお金がかかっていく家庭にとって、13万円負担増は結構大きいですよね。まあ、増税分以上に、給料が上がればいいのですが・・・。実際、どこがどう変わって、いくら税負担が増えるのか簡単に計算してみました。
| 所得税 |
平成15年度 |
増税額 |
平成19年度 |
| 収入金額 |
6,000,000 |
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6,000,000 |
| 給与所得控除 |
△1,740,000 |
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△1,740,000 |
| 所得 |
4,260,000 |
|
4,260,000 |
| 控除額 |
社会保険料 |
△650,000 |
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△650,000 |
| 生命保険料 |
△50,000 |
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△50,000 |
| 配偶者控除 |
△380,000 |
|
△380,000 |
| 配偶者特別控除 |
△380,000 |
|
0 |
| 扶養控除 |
△380,000 |
|
△380,000 |
| 基礎控除 |
△380,000 |
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△380,000 |
| 控除合計 |
△2,220,000 |
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△1,840,000 |
| 課税所得 |
2,040,000 |
|
2,420,000 |
| 税金 |
204,000 |
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242,000 |
| 定率減税 |
△40,800 |
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0 |
| 納める税金 |
163,200 |
→78,800円
の増税→ |
242,000 |
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| 住民税 |
110,600 |
→51,900円
の増税→ |
162,500 |
住民税は、均等割額4,000円で計算してあります。社会保険料は、実際には、厚生年金保険料があがっていますが、平成15年度も、平成19年度も65万円で計算しています。また、平成19年からの所得税から住民税への税源移譲は考慮していません。
対策
給与所得の場合、事業所得などと異なり経費の額は、給与所得控除として一定額が自動的に決められているため、いわゆる節税等には限度があります。しかし、確定申告において行える医療費控除や、平成18年度の税制改正において創設された、地震保険料控除、既存住宅を改修した場合の税額控除なども有効に利用し、更に、お金に余裕があるなら、個人年金保険なども考えてみてはいかがでしょうか?
(2006・04・30作成)
墨田区の税理士栗城慎一のホームページ
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