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東京ディズニーリゾート多額の所得隠し?
くりき君 :金田一先生。僕、子供を連れて東京ディズニーランドに行ってきましたよ。子供も大喜びでした。やっぱり、子供に夢を与えるような企業って素晴らしいですよね。
金田一先生:でも、くりき君。東京ディズニーリゾートの運営会社オリエンタルランドが、東京国税局の税務調査を受け、多額の所得隠しを指摘されたのは知ってるよね?
くりき君 :え〜!そうなんですか。詳しく教えてください。
金田一先生:分かりました。オリエンタルランドは、千葉県浦安市の不動産会社「中央興発」へ清掃業務を委託していたんですよ。そして、オリエンタルランドは、この中央興発に対し、本社屋の清掃業務費として平成17年3月期までの7年間に計8億6千万円を支払っていましたが、中央興発は、都内のビルメンテナンス会社に約4億5千万円で業務を丸投げしていたんですよ。
くりき君 :と言うことは、中央興発は、業務を仲介しただけで3億7千万円もの利益を得ていたと言うことですか?
金田一先生:そう言うことですね。
くりき君 :でもなぜ、オリエンタルランドは、損をしてまで中央興発に利益を与えるような行為を行ったのですか?
金田一先生:そう、そこがポイントなんですね!この中央興発は、某指定暴力団の元最高顧問で、右翼団体の全国組織の名誉議長でもあるS氏とその妻に対し、相談役・顧問報酬として7年間で約4千2百万円を支払っており、またS氏の実兄や長男も中央興発の役員に就任していたと言うことなんです。
くりき君 :つまり、この清掃業務の委託は、中央興発を隠れ蓑にしS氏に利益を与えるための仮装工作と言うことですね。
金田一先生:その通りです。くりき君も少しは分かるようになってきましたね。国税局もその点を重視し、オリエンタルランドが中央興発への業務委託を仮装して、元暴力団幹部のS氏側に不当な利益を提供していたものと判断し、中央興発がこの取引で得た利益3億7千万円全てを交際費と認定し、重加算税を含めた追徴課税を行ったわけです。そもそも、実績のない中央興発が業務を請け負ったこと自体不自然であり、業務を仲介しただけの割りには中央興発の得た利益の額が大きすぎたと言うことのようですね。このほかにも、オリエンタルランドは、自社の役員やマスコミなどに配ったディズニーリゾートの優待券を、販売促進費もしくは広告宣伝費として処理し、損金に算入していたのを、交際費と認定されたようです。その額は、9億数千万円にものぼり、追徴税額は、な・なんと、併せて4億7千万円にものぼったようですよ。
くりき君 :子供に夢を与えるディズニーリゾートが、悪い組織とそんなことをしていたなんて。これからも、黒い組織に狙われるんでしょうか?
金田一先生:そんなことは、私がさせません。じっちゃんの名にかけて。
くりき君 :どうやってですか?
金田一先生:・・・・・・・・・・・。
(2006・05・30作成)
墨田区の税理士栗城慎一のホームページ
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